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内覧

内覧の際、チェックしたいポイント
日本で物件の内覧というと、多くの場合、空室の状態で物件チェックをするイメージですが、ハワイでの物件内覧は、まだそこにオーナー、または、テナントが生活している状態で内覧できることも多くあります。
よって、内覧希望の場合、相手側の都合も考慮し、調整に時間がかかる場合があることから、早めの内覧希望意志を伝える必要があります。
間取り

日本の物件のほとんどに間取り図が明記されているのに対し、ハワイの物件は間取り図が付かないことが多くあります。
古い中古物件で資料が残っていない、また物件取引の際でもわざわざ間取り図を作成しない場合が多く、仮に間取り図があったとしても実際の間取りと異なる場合もあります。
もし内覧が可能な物件でしたら、是非この間取りをきっちりチェックしておきましょう。
間取りタイプ
間取り図が一般的ではないハワイの場合、「スタジオタイプ」「1ベッドルーム」「2ベッドルーム」「3ベッドルーム」など、間取りタイプで大体内部を把握することが出来ます。
スタジオタイプとは日本で言うところのワンルームです。
一つの部屋にベッドとキッチン(キチネット、または、全く付いてない場合もあります)が付いています。1ベッドルームは一つの寝室とフルキッチン、リビングが付いたタイプ。
2ベッドルーム、3ベッドルームとなるとどんどん寝室の数が増えるといった間取りです。
眺望

ハワイの不動産でその価値を大きく左右するのが眺望。
一口にオーシャンビューと言っても、どの程度海が見えるか、海以外にどのような景色が見えるのかで不動産価値が大きく変動します。
実際、ハワイで不動産購入を検討されている方の多くがこのオーシャンビューを希望されます。
海をメインとした世界的リゾート地でのオーシャンビュー物件は、手放す人も少なく、価格も大変高騰するため、内覧の際はオーションビューに固執し過ぎない方がよいです。ただし、ハワイの物件は需要が非常に多く、不動産価値も安定して高いことから、売却を考慮に入れつつ物件購入を検討するならば、ある程度眺望プラス査定を条件に絞り込まれると良いでしょう。
ラナイ
ラナイとは日本でいうベランダやバルコニーを指します。
日本の物件選びでもベランダの有無や広さなどはチェックポイントの一つとして挙げられます。
湿気が少なく、日差しも気持ちいいハワイなら、尚更このラナイ付き物件をお勧めです。
スタジオタイプ物件やホテルコンドミニアム物件等はこのラナイが付いていないものもあるので、内覧の際は是非確認してください。
因みに、ハワイでは日本のように洗濯物をベランダに干す習慣はありません。景観を損ねる理由でマナー違反であり、禁じられているのです。
あまりにもひどい場合は罰金を課せられる場合もあります。ラナイの有無に関しては、あくまでものんびり時間を過ごすためのスペースと考えておきましょう。
環境
ついつい内覧の際落としがちなのが周辺環境のチェックです。
建物の状態、設備をチェックするのは当然のことながら、意外と盲点なのが住環境なのです。
実際その場所に行き、雰囲気を確かめて下さい。特に近隣トラブル、事件事故はこちらから積極的に質問し確認する必要があります。
その他、ごみ処理、駐車場、騒音などなど、実生活で困らない為に予めチェック項目を定めておくと良いでしょう。生活する上で日本でのライフスタイルとは変化しますので、日本をベースに考えず、分からない点はエージェントに細かく質問すると良いでしょう。
キッチン
やはり欧米サイズのキッチンは日本人にとって使い勝手の良し悪しが問題になります。
生活となるとほぼ毎日使用する場所になりますので、広さ、高さ、お手入れのし易さなど、見た目よりも、実用的かどうかをチェックしましょう。パーティーなどを開く機会が多い、外食がメイン、など使用頻度についても検討して、ライフスタイルに合わせるのもいいでしょう。
バスルーム
ハワイのバスルームは日本で言うユニットバスタイプが多く見られます。
またバスタブ自体が無く、シャワーのみの場合もあります。日本のように長い時間、たっぷりのお湯でのお風呂に浸かる習慣はないので使い勝手よりも、水周りのトラブルのチェックに重きを置いた方が良いです。
実際欧米の建物は元々水周りのトラブルが多く、古い物件になればなるほどその確率も高いのです。その辺の事情は内覧の際にエージェントに確認し、購入後のトラブルを無いように心掛けましょう。