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不動産購入で気を付けるポイント

ハワイで不動産購入を考えた場合、日本での購入とは異なり、様々な問題が生じます。
そして、自分が信頼できるエージェントを探すことが大切であるということを前コーナーでご紹介しました。
そこで、ここでは、信頼できるエージェントを見つけ、物件を探してもらう際に明確にしておくべきこと、また、不動産を購入する上で気を付けるポイントをご紹介します。
不動産の使用目的を明確にする
居住・投資・別荘 ・ビジネスなど使用目的により、選ぶ物件も変わります。
例えば、自分で住む場合は管理費が多少高くても良いでしょうが、投資の場合はどんなに気に入っても管理費が高いと、その分家賃収入が低くなります。どの不動産を選ぶ場合も、将来、売る事を考えて、不動産価値を維持出来そうな物件を選びましょう。
例えば、にぎやかな通りに面した家とか、ハイウェイ沿いの家は多少安いかも知れませんが、売るのが難しくなってしまいますので注意が必要です。
では、どんなことに気を付ければよいのでしょうか?
以下の4つに注目してみましょう。

エージェントには予算と希望する不動産内容を物件探しの条件に入れて、該当する物件を検索してもらいましょう。あなたにとって何が一番重要なのか、何が無くてはならないのか、一番必要な条件を希望に入れることが大切です。
物件選びのポイント
コンドミニアムの場合
ゲスト用の駐車場があるか、無い場合は近くに駐車する場所がある(運転をしない場合はバス停が近くにあるか)

建物の周辺の環境を確認する。例)女性や子供が安心して歩けるかどうか。
間取り、コンデション、景色
周辺の開発状態について
一戸建ての場合

間取り、コンデション、景色
周辺の開発状態について
ハワイで不動産を購入するにあたって、選ぶ基準は様々ですが、一番大切なことは何があなたにとって大切なのか、それにマッチする物件があるかということになります。
実際に契約を結ぶ際のポイントをご紹介
売買契約
売買契約書を作成し、売主にオファーを入れます。
購入価格等の諸条件の交渉がまとまり次第、売買契約締結を行い、契約が終了したら、手付金を支払います。
手付金はだいたい物件価格の10%前後となり、ハワイの銀行の小切手を国際電信送金という方法で支払うのが一般的です。
ローンの手続き
一括払いの場合は不要ですが、日本は銀行と直接契約をしますが、アメリカのローン会社を利用する際、ローンブローカーと呼ばれる会社と契約手続きを行います。
ローンブローカーは、様々な銀行とコネクションをもつスペシャリストです。そして、ローンの審査に入ります。
基本的には、物件価格の50%前後の金額の融資を受けることができ、審査期間は通常約一ヶ月〜二ヶ月です。その際、固定or変動型か、利率やローン諸経費の金額などを検討しておきましょう。
ローン支払い期間も、日本と同じく20年や30年など、要望に応じて設定することも可能です。
必要な銀行口座を開設
ローンの支払いや毎月の維持費の支払いは、基本的に口座引き落としになることが一般的です。物件を購入する際には、アメリカの銀行で口座を開設するのが一般的です。
口座を所有していれば、管理費の支払いなども、小切手や銀行口座引き落とし書面へのチェック形式で支払いが可能になるので大変便利です。その際、身分証明として、パスポートが必要となります。
政府に許認可を受けた「エスクロー」が手続きの完了まで管理を行います。
一括払いの場合、手付金に続いて、物件購入金額を入金します。
日本との大きな違いは、ハワイで物件を購入する場合、売主やエージェントではなく政府に許認可を受けた、第三者機関(民間企業)「エスクロー」が権利移転登記手続きの完了まで、お金の管理を行います。
このエスクローの存在により、「振り込んだはずのお金を、受け取っていないと言われてしまった」「返ってくるはずのお金が返ってこない」などの金銭トラブルを避けることが可能です。